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前田義昭という名の写真人の独白

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謙虚などとは片腹痛い —スミオのひとりごと285 No.385—

 もともと謙虚な人は「これからは謙虚に」などとは言わない。
 世の常として傲慢な人間ほど謙虚と言いたがるものだ。選挙後、安倍をはじめ自民党の面々は口々にそう言い出したので、この人たちはそれとはほど遠い人たちだったんだなとあらためて確認した。希望の党の自滅で濡れ手で粟だったので、照れ隠しなのだろうが急に不似合いな言葉を出してきた。
 選挙期間中、北朝鮮の脅威を防げるのは自民党だけという主張をしていた。そうかと思って票を入れた人も多いだろうがそれには何の根拠もない。安倍はアメリカさんの顔色をうかがい、トランプとオレは仲がいいからこれが頼みの綱だというのが中身だ。(トランプと会談したとき握った手をポンポンとたたかれて、君はいい子だねといわれているようだった) 安倍が独自の解決策を模索することなどなく、アメリカさんと一蓮托生ということだ。安保法制が成立して以来、ますますその方向にのめり込んでいる。日本の安全を確立するにはこれしかないと思っているのだ。それが逆に戦争の危険を増幅していると思う。
 アメリカ一国に偏らない発想ができる人に日本のリーダーになってもらいたいものだ。戦争を回避するには敵をつくらないことだと誰かがいったが、その通りだろう。
 小泉進次郎が衆院選ではおおいに働いた。聴衆はタレントを迎えるように盛り上がる。この能力を野党に向けるだけでなく、安倍に直言すべきだ。森友や加計問題は国民のなかで消化不良のままだ。安倍は直接関与していないことがわかったから問題ないと発言している。しかし、問題になっているのは直接関与しないで側近や役人を動かしたのではないかということにかかっている。
 ここのところに国民が疑念をもっているのは小泉も解っているはずだ。これを誰も言わない党内から突き上げることによって活性化を生む。小泉が先頭にたって諌言すべきだろう。若くても総裁選に出る意欲をもって代替わりの先頭に立つべきだ。安倍を助けるだけの存在からそろそろ脱するべきだろう。

2017.10.30









 
 


by y-lu | 2017-10-30 11:33 | 日常雑感 | Comments(0)

小池は蹉跌をふむか 2 —スミオのひとりごと284 No.384—

 “厚化粧の大年増” や “こんな人たち” があって、先の小池の発言があった。
 これらの失言が大きく選挙情勢を変えてしまう。覆水盆に返らずで後でいくら言い繕っても元には戻らない。完全に希望の党への期待はさめ失速してしまった。
 考えてみれば皆本音を言っているのだった。ということは選挙で本音を言うとえらいしっぺ返しがくるということか。どうもこのへんが釈然としない部分もある。だとすると当り障りのないオブラートでくるんだような発言をしていればいいのか。本来、選挙では情緒に傾きすぎないほうがいい。なかでも弔い合戦と称する選挙戦などは典型的だろう。こういう面では日本人はあまり民度が高いといえないのではないだろうか。
 ヨーロッパあたりの外国では小池のようにはっきり言うだろうし、選挙民も割り切って受け取ると思う。小池に肩を持つならば、“厚化粧の大年増” “こんな人たち” レベルのたんなる悪口とは違うのではあるが。
 小池の戦略にも見当違いがあったと思う。衆院選は政権選択の選挙だ。小池がいままで勝利してきた選挙は地方の首長や議会選だった。それらは国選ほど政党色を意識しない。今回の衆院選では同じ保守なら安倍率いる自民党と結局同じじゃないかと選挙民は見透かした。希望の党ならではの差別化が打ち出せなかった。しがらみなどという抽象的な言い方ではなく、自民党では言えない原発即時廃止という強烈なメッセージを最初から発信していればまた違っていたと思う。
 前回で、進むも地獄退くも地獄と書いたが、寄り道したおかげで都政の運営も強いリーダーシップをとれなくなるだろう。まさに二兎追う者は一兎も得ずになってしまった。起ち上げた以上、退路を断って敗戦覚悟でも自らが立候補すべきだった。あまりにも計算ずくすぎて自滅した。これで女性総理の野望はついえただろう。
 結局安倍に塩をおくっただけの衆院選で終わり、むなしさが残ってしまった。

2017.10.21










 

by y-lu | 2017-10-21 14:19 | 日常雑感 | Comments(0)

小池は蹉跌をふむか —スミオのひとりごと283 No.383—

 人は自分の力を過信するあまり取り返しのない言葉を発して墓穴を掘ることがある。
 民進党のリベラル派議員の受け入れの判断で “さらさらない” や “排除” というまさに人格を傷つける言葉を発した。それがマスコミによってひとり歩きし、想像外の影響をもたらした。これを聴いた国民はなにを尊大なと思うだろう。マスコミ出身の小池にしてはあまりにも脇が甘すぎた。後になってあれが潮目だったということが今から充分に想像できる。
 行き場を失ったリベラル系の枝野が立憲民主党を旗揚げした。小池が触媒の役割をして、右と左の寄せ集め政党の民進党の解体をした功績はみとめなければならない。本来は民進党自身でそうしなければならなかったはずだ。流されるままでそのパワーすらなかったということか。
 結果的にはこれでそれぞれの立ち位置がはっきりした。リベラル系の立憲民主党は同情や判官贔屓、保守ぎらいの層から支持を集め思いのほか勢いをつけるだろう。選挙民にとっては判断基準が明確になって良かったともいえる。
 政治は一寸先が闇と前回も書いたが、一週間もしないうちにどんどん情勢は変わっていく。今の情勢では小池が出馬しない観測がつよい。しかし、出馬しなければ事実上の敗北宣言に等しくなって議席はあまり期待できないだろう。このプロセスをたどれば、次の次はもう難しいといえる。進むも地獄退くも地獄なら出る可能性はまだ充分ある。肉を切らせて骨を断つリスクを引き受けた不退転の決意があればだ。
 このところの小池は自民党との対決姿勢がうすらいでいる。結局自民党とそう違わないじゃないかという流れになっている。その一因は希望の党の起ち上げの時、日本のこころからきた中山がいたことだ。あれはとても違和感があった。どうしてこういう右寄りのそれもポンコツ婆さんを結党に参加させたのだろう。それも夫婦で参加するという。これが著しく清新さを消しイメージを悪くした。これこそ排除すべきだったのではないだろうか。
 このムードを一挙に逆転するには、小池は出るしかないと思う。

2017.10.4











by y-lu | 2017-10-04 15:24 | 日常雑感 | Comments(0)