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前田義昭という名の写真人の独白

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スミオのひとりごと.144 No.204    

付録の方に感心してしまった

 カメラ関係のネットオークションで、色んなものをまとめて出品されている場合があります。そんなのを落札して品物が届くと「おっ」と驚くことがあります。これもそのひとつ。
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 ミノルタのフードです。何を目当てに落札したのか忘れてしまったのですが、その他大勢にこのフードが入っていたのです。手にした時、あまりの造りの良さに感心してしまいました。美しく輝く銀色がその存在感を放っています。内側は普通は塗装ですが黒布地が貼付けてあります。当時の日本製品の技術の高さをこれひとつからでも感じ取ることができるのです。本来フードはアクセサリーで、あくまでもレンズあってのものですが、このフードはその分際で主役を凌駕する力をもっています。横綱の土俵入りでとても様子のいい太刀持ちがいて主役を食ってしまったようなものです。
 こんなフードを持ってしまったら、これに付けるレンズが欲しくなります。ものの順序が逆転していますが。最初はLマウントのスーパーロッコール50ミリ/F2.8用かと思ったのですが、口径が合わず違っていました。そのうち判るでしょうけど、それまであれやこれやと思案する時間を愉しみたいと思います。そんな景色もカメラ道楽のうちのひとつです。

2014.7.21

追記
 いろいろ調べるとこのフードは、スーパーロッコール45ミリ/F2.8用みたいです。俗に梅鉢といわれているレンズです。ヘリコイド・リングが梅の花のカタチに似ているから。45ミリの焦点距離は魅力なのですが、まさにそのデザインを嫌って欲しいと思ったことはなかったのです。かくなるうえは持っている50ミリ/F2.8に付くステップダウン・リングを見つけてなんとかしてみたいです。

2014.7.24












 
by y-lu | 2014-07-21 14:32 | カメラ全般 | Comments(0)

スミオのひとりごと.143 No.203    

もうひとつの名古屋場所

 暑い名古屋場所が始まった。
 砂かぶりに女性の姿が目立つようになってからもう何年になるだろうか。以前はこんなに多くなかった。それもこの名古屋場所が顕著だと思う。なかでも際立つのは、毎年十五日間通しで着物をお召しになったご婦人が陣取っていることだ。それも一見で粋筋だと判る。東と西の塩だまりの後方に両人が鎮座していて、もう顔も憶えてしまった。その周囲にも何人かいる。毎日お召しものを取り替えてこれ見よがしに張り合っている。土俵上に負けじと、土俵下の戦いもヒートアップしているようだ。
 水をつける時や塩を取りにいく時はテレビに映るのを心得ているので、自分たちをアピールする目的の観戦に違いない。玄人だけあってその物腰は堂々としたものだ。もうひとつの名古屋場所といっていいくらいこれは名物かもしれない。暑い場所は熱い場所でもある。
「今日のマダムの着物は周囲を圧倒してたよ」
 夜の帳が下りたあと、そんな言葉をかける客にまんざらでもない表情でグラスを合わせる姿がみえてくるようだ。

2014.7.16
by y-lu | 2014-07-16 16:48 | 日常雑感 | Comments(0)

スミオのひとりごと.142 No.202    

西宮の泣きわめき議員だけの問題ならアホらしくて書かないが。

 何年か前、政務調査費を私的に流用した問題が取り上げられた。その時は主に公明党や自民党の議員がやり玉に上がった。今度は名を変えた政務活動費を泣きわめき議員のカラ出張費や百万単位の切手購入が連日のごとく報道されている。どの局も識者などがこの議員の不明瞭な公金の使い方やアホさ加減を指摘している。勿論そうだが、それだけでいいのかとボクは言いたい。
 だいたいこんな議員は論外で書くのもバカバカしい。公金横領はもはや明白で、絶対に辞職で幕引きをさせず刑事処分の動きにでるべきだ。しかし、これだけでは一向に良くならない。そのことは当の議会に関わるすべての人が知っているはずだが、口に出して言わない。今回の突出した私的流用は、今までこの議員が提出してきた不十分な領収書を審査する事務方が、なにをしていたのかという事の方が実は大きい。何百万円もの不明瞭な金額をおかしいと思っていたはずだ。でも結果的には認めてきた。結局この甘やかしの態度があるから、どんどん図に乗らせたため事を大きくしてきたのではないか。この根底には自分の金ではないということがある。自分の腹が傷まない税金。勿論これは事務方だけではなく議員方も同様だ。誰の金でもないからやる。やっても厳しく追及しないし、追求されない。性善説のこの構図があるかぎり永久になくなりはしない。
 ちょっと考えればこれを簡単に封じ込めることができる。政治家なんだから政策の調査は基本自腹でやらせる。世界でもトップクラスの給与をもらっている上に、年間600万円もの政務活動費を前渡ししているからそれを誘発するのだ。誰だって踊らにゃ損損じゃないけど、使わにゃ損損という気になる。問題の根源はこのしくみそのものなんだ。百歩譲って出すのなら、まず本人に立て替えさせる。その上、精査して納得できるものだけ払うようにすべきだ。会社なら常識で、社員一同が稼いだ“顔が見える金”だからだ。(これとて個人の金に較べれば希薄だが) これをやれば不正は少なくなるだろうが、やるかやらないかは当の政治家が決める矛盾。この規則は廃止するかを含めて第三者に委託すべきだ。
 逆説的に言えば、西宮の泣きわめき議員はいいことをした。多かれ少なかれほとんどの議員がやっているはずで、今回のことで当分自粛せざるを得ないだろう。目立たないようにおいしい汁を吸っていた議員は、内心この野郎と思っているに違いない。

2014.7.8












 

 
by y-lu | 2014-07-08 07:55 | 日常雑感 | Comments(0)