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前田義昭という名の写真人の独白

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スミオのひとりごと. 3 No.64

 はしゃぎ回るのは早すぎる。

 ボクが子供の頃、大相撲の初代若乃花は横綱に推挙された時、「困ったな」と発言した。その時の、下を向いて如何にも困惑した面持ちの報道写真を鮮明に憶えている。
 あれ程の抜きん出た力量を持った力士であっても、横綱という重責を全うできるか不安だったのである。綱の重さとは斯くなるもので、つい本心を吐露してしまったのだろう。そこには、最高位に対する真摯な態度が窺える。
 子供の頃はそんな事が理解できないので、奇異に感じた。嬉しくないのかと思った。だから今になっても記憶しているのだろう。
 それに較べて、この度当選した千葉県の知事は何だろうと思った。どうしてそんなに嬉しいのだろう。千葉県もご多分に漏れず相当な借金を抱えている。これからの責任の重さを考えれば、はしゃぎ回っている場合ではないはずである。初登庁の時や近隣の知事と会合した際のオーバーなアクションなど、見ている方が恥ずかしくなる位である。役者をやっていたからというわけでもないだろう。とにかく嬉しくて仕方がないのである。ボクとは頭の構造が違っていると言ってしまえばそれまでであるが、あまりにも奇異に感じた。胡散臭いのである。
 無所属問題や政治献金のほころびが出て来ているようだが、それ以前に演説の際のパフォーマンスなどを見た千葉県民はおかしいと思わなかったのだろうか。ボクなら絶対に一票を投じない人物であることは間違いない。タレント知事がここのところ思いの他良くやっているという流れに乗ったともいえる。大阪の知事の場合も当初ボクは過小評価していたが、いままでのところは及第点をつけてもいい仕事をしていると思っている。
 タレント知事も国会議員出身は評価の高い仕事はできなかった。青島幸男や横山ノックなどそうである。石原慎太郎も一期目に較べれば良くない。しかし、さすがにこの人も「ちょっとオーバーなんだよな」とチクリと釘を刺していたが。
 はしゃぎ回るのは、仕事を完遂してからにせよといいたい。

2009.4.16

 
by y-lu | 2009-04-16 13:47 | 日常雑感 | Comments(0)