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前田義昭という名の写真人の独白

岸田は甘ちゃん坊やか —スミオのひとりごと279 No.379—

 大臣の顔ぶれを変えれば、国民になにがしかの期待をもたせられると本気でおもっているのだろうか。
 頭を下げて一連の不祥事を安倍は謝罪するが、国民はべつに謝罪なんかしてほしくない。森友や加計、日報問題などの真実を知りたいだけだ。それにほおかむりをして逃げ切ろうとする魂胆が丸見えだ。
 煙たい存在の野田や河野を閣僚に取り込んで、見え透いた批判かわしもやる。これでお友達内閣じゃないでしょというわけか。また、それにホイホイと取り込まれる野田をみてとても女性総理は無理とみた。総理を狙うには意地を貫かなければだめだ。
 その点では岸田も同じで、禅譲を期待しているとしたら大甘ちゃん坊やというしかない。なんとか閣外にだけは身を置いたが、自力で勝ち取る心意気がなければ総理の座などほど遠い。
 安倍はワルだから自分の延命のためにはどんな策略でも練る。稲田を重用して失敗し、各大臣がやらかした不祥事で手痛い大失点を受けてロープ際に追い込まれた。ここで岸田に背を向けられると万事休すになる。そこで暗に次の総理をちらつかせて、離反させないように岸田をこのまま手なづけなければならない。勿論、安倍自身は三選を果たしてこのまま総理を続ける算段だ。岸田に禅譲することなどさらさらないだろう。それを果たしたら、あとは野となれ山となれだろう。だいたい総理の座を譲ったり譲られたりするなどもってのほかで、私物化もはなはだしい。
 それを真に受けているとしたら、岸田はやはり大甘ちゃん坊やだ。受ける感じは人が良さそうで線が細く政治家向きとは思えない。実際は見た目とは違うのかもしれないが。もしその時、禅譲などの動きをみせて政権のタライ回しをしようとすれば国民が許さないだろう。総理を狙うなら石破のように一定の距離を置くべきだ。
 ワル安倍の言葉など信じてはいけない。

2017.8.4












by y-lu | 2017-08-04 16:14 | 日常雑感 | Comments(0)