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前田義昭という名の写真人の独白

キチガイに刃物 —スミオのひとりごと261 No.361—

 かつて今に似た状況があった。
 いわゆるキューバ危機で、アメリカとソ連が核戦争を起こす寸前まで緊張した。当時子供だったボクらでもこれは大変なことになるという実感をもった。結局ソ連が譲歩してキューバから核ミサイルを引き上げた。これは話し合いで解決したようなことではなかったと思う。つまり時の大統領ケネディの本気度の迫力にソ連のフルシチョフが屈したということだ。弾頭が飛ばない戦争でアメリカが勝ったということになる。
 今の北朝鮮状況を考えると、中国を間に立てても話し合い解決は無理だろうしそうなっても先延ばしするだけだ。キチガイに刃物というが、近所で頭のイカレた男が刃物を振り回しているのと同じだ。それが今刃物からピストル、機関銃とエスカレートしている状態だ。“戦略的忍耐”などというバカな考えで放置してきたオバマの責任は大きい。また、1994年のクリントン政権の時核施設を攻撃する構想があったが,韓国の反対で実行しなかった。今となっては叩いておいた方が良かった。
 北朝鮮問題に限ってはトランプのような強面の大統領の方がいい。恐らく核実験をやればアメリカは攻撃するだろう。また、しなければますますエスカレートするばかりで本当に取り返しがつかなくなる。今回がギリギリの段階だろう。やるなら北朝鮮が反撃の挙に出られなくなるくらい徹底的にやるべきだ。勿論韓国、日本は返り血を浴びる覚悟をしなければならない。民主主義のないこういう独裁体制の国は力で押さえつける他はない。その役割ができる国はアメリカしかない。トランプのパシリの安倍は追随するしかないが、この状況で日本の立場から何らかの方策をさぐる能力のない首相を抱いている我々国民は悲しい。

2017.4.25













by y-lu | 2017-04-25 07:27 | 日常雑感 | Comments(0)