前田義昭という名の写真人の独白

悪代官顔が板についてきた —スミオのひとりごと266 No.366—

 野党をこき下ろす時の安倍の顔はテレビなどでよく登場する典型的な悪代官の顔だ。
 事実、やっていることはまさに現代の悪代官そのものだ。それを言葉上で誤摩化そうとしても自然にでる顔は誤摩化せない。会見では、自身の周辺の利益に権力を使った事への心からの反省の弁はない。あたかも野党のせいで国会の議論がズレてしまったというような責任転嫁の発言をする。それをなによりも表情が物語っている。顔は嘘をつかない。小泉政権で官房副長官をやっていた頃は少なくともこんな顔をしていなかった。本人は気づいていないかもしれないが。
 菅官房長官や安倍の後ろで目をつぶり口を曲げ薄笑いを浮かべる副総理の麻生をはじめイエスマンのオンバレードだ。森友、加計、テロ等準備罪などでコメントする各大臣の覇気のなさがそれをよく表している。まるで腹話術師に操作される人形たちのようだ。自分の言葉がひとつもない。せめて官房長官くらいは身を挺してもブレーキ役にならなければならない。(ブレーキをかけるかどうかすら判っていないかも) こういう事態は安倍にとっても不幸だ。まったくの裸の王様状態と言っていい。
 中曽根内閣の時の後藤田官房長官はちがった。これは間違っていると思った時は信念をもって身体を張って反対した。そういう諌言のできる人がいれば逆に首相を強くする。今の自民党の政治家と役人は安倍の使用人に成り下がっている。ひとりひとりにプライドはないのか。ひとつは小選挙区の弊害もある。権力を総裁に一極集中させてしまうので、必然的にイエスマンを大量生産してしまうのだ。

 自民党の委員会審議をすっとばした老獪な戦術でテロ等準備罪が成立してしまった。
 民進党は自民党に対抗する悪知恵がないので、それを想定した戦術がたてられなかった。しかし、そのような悪知恵合戦の方向にだけはいってもらいたくない。国民はいつも正攻法の論戦をのぞんでいる。自民党に対抗するには、蓮舫ではまだまだで青筋たてて声高に自民党を攻撃しているだけでは弱い。まずはもっと力のある代表を選び直すべきである。支持率が伸びないのは当然だと思う。組みしやすいこの相手をいちばんよろこんでいるのも安倍だ。
 自民党は奇策で逃げ切っただけで、むしろそれにより政権にヒビがはいったといったほうがいい。自民党の議員だって腹のなかではこんなやり方は良しとしていないはずだから声を出してほしい。すでに数はすくないが批判している人もいる。
 今の政治状況は戦後最悪だろう。悪く変化させようとする安倍よりは、指三本たてて女にうつつをぬかしていた現状維持の宇野の方が屁理屈としてはまだましだ。そのくらい今の政治は危険きわまりない。
 溜まり水は腐る。水を取っ替えない限り腐り続ける。民進党の時代はたしかにそれほど良くはなかったが、それでも次は政権は替えた方がいい。それを可能にするのは一票をもつ国民なのだということをもう一度熟考すべきだ。

2017.6.20













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# by y-lu | 2017-06-20 11:38 | 日常雑感 | Comments(0)

安倍と加計の密談 —スミオのひとりごと265 No.365—

 加計学園の問題でつっぱりきれなくなって、苦虫を噛み潰したような表情で菅が追加調査をすると言った。ボクは想像力がひとよりは多少あると思っているので、安倍と加計がいままさにこんな密談をしているのではないかと推量してみた。

加計「安倍君、わたしの件で世間の風当たりが一段と強くなって申し訳ないね」
安倍「なんとかそのうち収まると思っていたんだがね」
加計「うちの前に森友問題があったからね。あれは大きいよ」
安倍「家内があんなところに首をつっこんでしまったものだから、その余波が収まらないうちに表面化したからね」
加計「しかし、うちの問題で君の足元が揺らいだら大変だ。石破は絶好のチャンスだととらえているんだろ」
安倍「……………」
加計「文科省で徹底して再調査したら,ご意向どころかほとんど命令じゃないかということになるよ」
安倍「こうなることも考えてあくまでも直接の命令はしていないがね」
加計「実はね、うまくタイミングを見計らって獣医学部の新設を返上しようと思っているんだ。これ以上君に迷惑をかけ   られないからね」
安倍「できたらそう願いたい。そうしてもらうと加計学園への同情論がでてこの局面を踏ん張れるかもしれないよ」
加計「よし、オレにまかせてくれないか。それでなんとかしのごうぜ」
安倍「白紙撤回で沈静化をはからないと、このままではどんどん泥沼に脚を突っ込んでいくようなものだ。オレももう少   しの間総理を続けたいんだ」(安倍涙ぐむ)
加計「そのためにはここでいったん退いて捲土重来を期すしかないよ」
安倍「オレが総理を続けていればそのうち埋め合わせをするよ。周りは大臣のエサをぶらさげると食らいついてくるバカ   なやつらばかりだからな」
加計「お主もあいかわらずワルよのう、はっはっは」
安倍「いやいや、お主こそ」

 どうだい図星だろ、安倍君。
 しかし、こんなことばかり書いていると、誰かと共謀しているんだなといって拘束されるおそれがあるのが、今参議院を通そうとしているテロ等準備罪だ。野党にもっと頑張ってもらったり反対運動を盛り上げてなんとかつぶさなければならない。

2017.6.12













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# by y-lu | 2017-06-12 14:48 | 日常雑感 | Comments(0)

安倍におくるボクの「あ・い・う・え・お」 —スミオのひとりごと264 No.364—

 プーチンに子供が「大統領はなぜ嘘をつくのですか」と質問したら「本当のことを言わないからだよ」とプーチンは答えたという話をテレビで聴いたことがある。笑い話の類かもしれないが、プーチンならさもありなんだろう。
 学校で「安部首相はなぜ嘘をつくのですか」と生徒が先生に訊いたら、さてどう答えるのだろう。生徒も先生も安倍が嘘をついていることを知っているので、なんともしらけた問答が想像されるだろう。
 これは今の安倍政権の閣僚や役人にもいえる。安倍はもとよりその周辺の人物は嘘であることを承知していながら、それをかわす方策に心血をそそいでいる。日本の国会はまことに無駄な議論と時間を費やしているのである。図星を指摘されると急に早口になりムキになる (ボクに言わせればまだまだ修行が足りない) 安倍を見ていると、滑稽ではあるが笑ってすまされないことを今更ながらに思わざるを得ない。
 そもそも加計学園ありきでものごとをすすめてきたのだから、辻褄が合わないのは当然だ。前事務次官の話やどこからかポロポロと資料が出てきたりして、なんとか取り繕おうとしたいらしいが無理だ。「安倍の野郎めどこまでしらを切るつもりだ」チューハイをあおって焼き鳥をつつきながら、居酒屋でグチっている役人たちの姿が目に浮かぶ。
 先頃、中谷前防衛大臣があいうえおの文字を使って間接的に安倍を批判したようだが、まだまだ手ぬるい。ボクなら衷心よりこの言葉を安倍のためにおくりたい。

                 あ゠揚げ足を取るな
                 い゠威丈高になるな
                 う゠上から目線でものを言うな
                 え゠襟を正せ
                 お゠脅して差配するな

2017.6.6












 

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# by y-lu | 2017-06-06 14:55 | 日常雑感 | Comments(0)

竹島を独島と呼ぶならば —スミオのひとりごと263 No.363—

 韓国の大使館や総領事館その他に設置された慰安婦像を撤去せよ・しないで両国の間がくすぶりつづけている。
 強硬派の大統領に替わりますますその意を強くし、日本側の要求に応えることはないだろう。南京大虐殺と同じでなかったということはないと思うが、その数や強制があったかなかったか等で韓国とはかみあわない。感情的にもなっており、韓国が要求をのむのは難しい現状だ。
 この少女像自体は可愛らしくて慰安婦という悲惨さはない。ボクはこう思う。日本ではこの像を“平和を願う少女像”と呼べばいい。むしろそのほうが像から感じる印象としてはぴったりだ。そう呼んで静観すればいいのではないだろうか。約束事だといって撤去せよと言えば言うほど反発するものだ。ボクが相手の立場に立てばそうするかもしれない。
 韓国に実行支配されている竹島は韓国では独島(どくと)と呼ぶ。同じひとつの島を両国間で別の呼び方をしている。この少女像もそれにならえばいい。

2017.5.22












 

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# by y-lu | 2017-05-22 06:40 | 日常雑感 | Comments(0)

11%の民主主義 —スミオのひとりごと262 No.362—

 先だってのフランス大統領選で驚いたことがある。
 マクロン氏が当選したことやルペン氏が落選したことでもなく、白票や無効票の多さについてだった。
 マクロン氏やルペン氏でもない人が、白票や無効票を投じた結果が過去最多の11%だった。この数字は棄権しないで国民の権利を行使した人たちがいかに多いかという証明だ。
 これを日本人に当てはめるとほとんど棄権するだろう。ボクはこのことについて過去に何回も書いた。棄権すればその人の意思は反映されない。棄権には投票したい人がいないからという理由もあれば、まったく政治に無関心の場合もある。白票や無効票を投じればそれとしての考えが反映される。日本でよくいわれるベストがいなければベターを入れろというのは間違いだ。入れたい人がいなければ誰の名前も書かないで投票したらいい。
 この投票行為をいちばん恐れるのは、与野党を問わず政治家たちだ。白票や無効票は政治家たちにとって不信票そのものなのだ。よく口では棄権しないでと政治家はいうが、これらの投票よりはまだ棄権された方がいいと思っている。
 日本ではボクのような考えの人はいたって少数だ。今回のフランスの選挙結果を知ってやはり民主主義の先進国だと思った。日本では知らないどうしが政治や支持政党の話をするのはある意味タブー視されているが、フランスではカフェなどで普通に議論する土壌がある。そこに勝ち取った民主主義と与えられた民主主義の違いがあるのかもしれない。
 しょうがないと思って多くの人が簡単に自民党に入れている結果が、安倍のようなアホを跋扈させ、それが選ぶアホな大臣を量産していることを今一度知ってほしい。

2017.5.13











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# by y-lu | 2017-05-13 10:45 | 日常雑感 | Comments(0)